令和6年2月議会が始まりました。会期は2月19日から3月25日まで、6年度の県政運営のための議案と予算について審議を重ねていきます。開会日初日は知事の提案理由の説明が行われました。最初に『With/Afterコロナの成長戦略』として、〇ジブリパークのある愛知の魅力発信 〇STAITION Aiプロジェクトの推進 〇アジア・アジアパラ競技大会の推進 〇少子化対策等の項目が並びます。
続いて『予算の重点事項』が13の柱に沿って説明されました。リニア、首都産業あいち、農林水産業の振興、時代を創る教育・人づくり、安心と支えあいの福祉・社会づくり、安心できる医療体制の構築、誰もが安心できる社会づくり、あいちのグローバル展開、安全・安心なあいち、環境首都愛知の推進、東三河の振興、そして最後に当初予算の全体概要について説明がありました。
2024年度当初予算は、一般会計2兆7,949億円、特別会計1兆3,250億円、企業会計2,227億円で、合計4兆3,427億円となります。歳入については県税が前年度から440億円増の1兆2,907億円を計上します。歳出は人件費や扶助費が大きく増加する見込みとなっています。単年度の歳入だけで歳出を賄うことができず、多額の基金取り崩しに依存する厳しい財政状況が継続しています。
2日目からはこれらの議案と予算について議案説明会が4日間行われ、28日から代表質問、一般質問、議案質疑と続きます。20日には県民環境と福祉医療関係、21日には経済労働と農林水産関係、22日には建設と教育・スポーツ関係、26日には警察と総務企画関係の議案説明会が行われます。これは議事堂5回の大会議室で全ての会派の議員が参加して行われます。2月議会のスタートです。